Airbnbで宿泊編の続き。
Airbnbで利用した家についてはAirbnbで宿泊編からどうぞ。
朝5時半起床。
もう少し眠っておきたいところですが、輪島の朝市を見るには金沢駅から出ている7時20分発の能登方面特急バスに乗らなければなりません。
ホストさんが用意してくれた朝食のパンを手早く食べて、朝仕度。
テラスで外を眺めて歯磨きをしながら、小舞子の浜辺で夕日を見たかったなあとかもうちょっとゆっくりしたかったなあと思うも時すでに遅し。
布団とパジャマをたたみ、連絡ノートに感謝の意をつづり、部屋をうろうろしていたけれど、もう何もすることがないことに気づき、仕方なく出発。
電車を待っているとき、隣の学生が僕と全く同じの黄色のプージャーを着ているのを発見しました。恥ずかしい・・・。うぅ・・・。
金沢駅に到着すると、こんな看板が。
「創造の神になる」
すげー思い切ったキャッチコピーだよなあ。
ちなみに紹介するのを忘れていましたが、金沢駅には自動改札機が無く、駅員さんがスタンプで切符に穴を開けてくれるタイプです。
東京でも生まれ育った仙台でもすでに自動改札機が導入されているので、アナログな感じがいいなとは思ったのですが、東京を出発する前にSuicaに二千円チャージしてしまったのが無駄になってしまいました。
ちゃんと調べておけばよかった・・・。
Yuda、輪島に行く。
金沢駅からバスに揺られること二時間。輪島のプラットフォームに到着です。
ぷらっと訪夢。誰がうまいこと言えと。
さすが本場、石川県。 プラットフォームのそばにゴーゴーカレーがあります。
輪島店限定の一品。
ひ・・・ひぇっ 高すぎ・・・・。
誰が頼むんだろ。
ゴーゴーカレーだから5500円?
高すぎてもはや当て字の意味が無いのではなかろうか。
イーイーカレーだったら食べてた。
観光客らしき人は僕を除き3人から4人くらい。まあ観光シーズンじゃないしね。
しずか~な町並み。 今思えばこのあたり誰も歩いてなかった。たまにおばあちゃんが通り過ぎるくらい。
ぷらっと訪夢から朝市まで歩いておよそ15分。賑やかな声が聞こえてきました。
輪島朝市は日本三大朝市の一つで、千年以上前から続いている歴史ある朝市なんですね。
バーン! タコウモリ \(`・ω・´)/!
輪島朝市名物えがらまんじゅう。くちなしで色を染めたモチ米饅頭です。
「そこのイケメンの兄ちゃん! 魚買って~」
そ・・・そんなこと言われたからって買ってあげないんだからねっ!
第一、観光客に海鮮物売るのもねえ。
まあ せっかくなので何か買おうかなと思い、いしるという魚を発酵させてつくった醤油を一本。
それと、だいっっっっきらいな梅干しを克服するべく、露店のおばあちゃんが漬けた梅干しを買いました。
おなかも減ってきたところで、輪島で獲った新鮮なお魚を朝から食べることができるこちらのお店へ入りました。
しんぷる いず ざ べすと
輪島とはかけはなれた雰囲気を漂わせるこの建物。なんなんだろう。
朝市を抜けると見えてくる神社。
この辺は観光地化されてなくて、落ち着いています。地元の方々の息遣いが聞こえてくるような、そんな町並み。
「亭主の一人や二人、養えない女は女の風上にもおけぬ甲斐性なし。」 輪島のばあちゃんまじイケメン。見習いましょう。
Yuda、白米の千枚田で物思いにふける
いったんぷらっと訪夢に戻り、世界農業遺産の一つである白米の千枚田を見るべく、バスで「白米」まで行くことになるのですが、金額についてわからないところがあったので、受付の人に聞いてみました。
Yuda「あ・・・あのっ! 「はくまい」行きまで何円ですかっ(>_<)」
受付「はくまい・・・・・? あっ、ふふっ、「しろよね」のことですね」
Yuda「は・・・はひ////」
日本語って難しいよね。
白米到着。空気がおいひい。
湧き水。ペットボトルに入れて飲みました。
鳥や虫の鳴き声。風の音。さざなみ。草と草とがこすれあう音。
そして、水が流れる音。
チョロチョロ、ジョボジョボ、チロチロ、ポトポト。 水の音でも色々な音があることに気付かされる。
つくしなんてどこにでも生えてるはずなのに、久しぶりに見た気がする。
もちろん千枚の田を海と共に一望できる絶景も素晴らしかったのですが、子供のころの豊かな感性を思い出させてくれるような、そんな懐かしい風景が僕にとって心地よいものでした。
千枚田のさらに上を探検しました。
ふらっと訪夢にバスで戻り、疲れた足を癒すために、足湯に行きました。
火傷するレベルで熱かったです。隣の女性の方によると、僕が座ったところが一番熱かったらしい。
近くにいたおじいさんによると、ここの温泉、飲めるらしいです。
ワンコ用
足湯のあとは、ぷらぷら歩き、バスで金沢に帰りました。
Yuda、最後の晩餐を食す
金沢駅に着くと、もう真っ暗。
ホストさんがおススメと言っていた「第七餃子」を食べたかったのですが、調べたら今日は定休日だったので、近江町食堂に行きました。
ここ、見つけやすいようで見つけにくい。
白海老のかき揚げ定食。絶品でした。
Yuda、石川を出発する
定食を食べた後は夜行バスがくるまで喫茶店でまたーり時間をつぶしました。
隣の席で上司と部下らしき2人がこれからの社会の在り方について激論を交わしていました。
簡単に言うとこんな感じ。
部下「もう年功序列の時代は終わったんですよ(`・ω・´) 」
上司「でも・・・ (´・ω・`)」
部下「終わったんです(`・ω・´)」
上司「で・・・ (´・ω・`)」
部下「終わったんです(`・ω・´)」
部下、反論の隙を与えない。やけに強気だなあ。
まとめ
帰りの夜行バスに乗り込んで、まず最初に思ったのが、春休みの終わりに無理矢理にでも石川旅行を決行して良かったということです。もうあれなんですよね、バス予約しちゃえばあとは自力でなんとかなるもんなんですよね。
今回Airbnbを初めて利用しましたが、想像以上に快適に過ごすことが出来ました。Couch Surfingのような、誰かに無償で泊めてもらうサービスではなく、キチンとお金を払っていますので、少なくとも安全面においては信頼できると思うんですよね。
しかし、地方に旅行するならば、コストの面を見ても家族旅行で使うことをオススメしたいのですが、やはり「Airbnbで宿泊する」という選択肢が人々に定着するのはまだまだ先の話なのかなあとも思いました。
僕はこれからもどんどん利用していこうと思ってます。